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イベント参加してぇな

  • 執筆者の写真: すけきよ
    すけきよ
  • 2020年9月5日
  • 読了時間: 3分

タイトルに無濾過な心の声を吐き出してしまうくらいにはイベントに行きたい。

TLで見かける徹底された感染対策。主催者側も参加者側もなんとしても無事にイベントを開催して、本来の即売会で持ち帰る「楽しかった」を与えよう、得ようと尽力されている姿勢にただただ頭が下がる。


しかし私の懸念はそれらを上回ってしまう。

端的に上げれば、

・地方在住者なので万が一、移動中に感染してしまったら村八分どころか村十分必須。

・自分にここまで徹底した感染対策ができるのか。(職業柄、衛生理念は禍以前からはそこそこあるのだがそれ以上に気を配らねばいけない点がたくさんある)

このあたりがネックになっているのだ。

一番大きいのはとうぜんながら地元からイベント会場がドア一枚で行けるはずもなく。いくら会場の感染対策が徹底していても、道中の対策は私の危機管理能力にすべてがかかっているわけで。それで地元に帰ってきた時に感染したとなれえばそれはもう私の処遇は想像に容易いだろう。


加えて同時期に予定されていた地元高校の修学旅行が中止になったとの話しを耳にして、本格的に「あ、やっぱまだ県外に出るのは懸念されているのか」と実感したわけだ。

ぶっちゃけ11月末ならいけんじゃね?なーんて軽率な考えが頭の中になかったわけではなかった。


ここまで隙あらばイベントに参加してぇと思うのは、もしかしたらこのまま地方在住者は都内の大きなイベントに参加することができなくなってしまうんじゃないか。という不安に苛まれつつあるからだ。

先日オンラインデモイベントに参加させていただいたが、とても楽しかった。

これも新しい即売会のスタイルなんだなあと。チャットや掲示板で気軽にメッセージのやりとりが可能なことは、対面で話しかけるよりもハードルは低いと思う。交流という面ではオンラインの方がいいなと実感した。

実際にこういった状況下だからこそ実現できたわけだし。

新たな即売会のあり方が誕生する、できない、厳しいのならその中で可能な「楽しい」を作ろうとするオタクの熱意と向上心、とでもいうのだろうか。

そういうテクノロジーを駆使した取り組みは現代らしく、変化を生み出し適合する進化を与えてくれたと思う。

まだ新しいことに挑戦する機会があったんだと、ちょっと感動した。

だって、ドット絵なんて一生作ることはないと思ってたよ。

しかもチャットで会話って、なんかネット黎明期を思い出して懐かしくなった。みんなチャット掲示板って知ってるか?そこで見知らぬ人とおはようからおやすみまで、まるでシェアハウスの住人のように益体もない会話を続けていた時代があったんだ。ちなみに私はそこでタイピングを学んだ。


まあ一度どこかにこのリアルイベントにまた参加したい、もう二度とそんな状況は訪れないのか?という不安と、新しいオンライン即売会も楽しいなという二律背反の感情を文字にしたかったんだ。

どこにも着地点はないかもしれない。

どう折り合いをつけるのが正解なのかもわからない。

しかしこの複雑な感情の中でも、本を出したい気持ちは変わらずに沸き上がってくる。

不思議だけど、本能が一番状況や環境に左右されない唯一の純粋な気持ちなのかもしれない。



 
 
 

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