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  • 執筆者の写真すけきよ

さよならもまた、人生だ。

衝動的にSNSなどのアカウントを消すことを、私はバーチャル自殺だと思っている。

あくまで私の場合だけど。

突然なんかもうやだなーと思って消えるのが得意です。

突然というか、行動としては衝動的に見せているけど、自分の中では考える猶予はあった。

衝動的に行うことに、必ず後悔が生じることもわかっているから。

でもなんやかんや迷って自問自答しても、迷った時点で答えって決まってるもんなんですよ。だいたい。

それを正当化する理由を言語化するまでの時間。きっとそんな感じだったと思う。今までも。

で、自分の中にある形容し難い精神的負荷が、言葉で表せるくらいに肉付けされたら、もうとる行動はひとつ。さあ準備は整ったぞ。という具合に、ポチリとボタンを押すだけで消滅する。私の一部が消滅する。

その瞬間に迷いはまったくと言っていいほどなく、「じゃあな!」くらいの気持ちで親指を動かすだけ。

短い期間ではあったけど、私の一部に多かれ少なかれ関わった人達への感慨が何もないわけではない。

その人たちの中で、3日くらいは思い出の一部になれればいいとは思うし、私にとっても私の一部に纏わる思い出として長く記憶に残されると思う。


これは一種の破滅願望なのだ。


才能や質の良い生活の濁流の中に、丸太で作ったイカダで漕ぎ出したようなもんだったな、と振り返る。

何も持たない私が、あの中に居座ることに耐えられなかった。

何もないことを改めて突きつけられて、少しの淡い夢を見ることすら叶わない、圧倒的に覆すことのできない可視化された評価という現実があった。

目を逸らしてはいけない問題だが、私は目を逸らさずには生きられない類の人間なのだろう。


まあ、つっても、pixivは生きてるし、そうやって予防線を残しておくことが、私が本体までも未だ消せない本質のようなものなんだろうなと。

こんな傍若無人な振る舞いをしておきながら、どこかで誰かと細い糸で繋がっていたい。そんな身勝手が許されるなら、あと少しお付き合いいただければ幸いです。

…って、あの短時間でここまで辿り着いた人と、未だ興味を持ってくれてる人がいるような気はしないんだけど。

さよならもまた、人生だ。

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