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執筆者の写真すけきよ

エニグマ

二次創作でも一次創作でも、創作をしてると自分がどれだけ何者でもないかを突きつけられるという思いにかられて、普通でもない、何者でもない、じゃあなんなのかってことで、自分の存在価値がわからなくなってました。

どこにも所属できないことをつらいと思うのは、人間が集団でなければ生き延びられないという本能からなのか。

知能指数の研究で、女性は知能指数の振り幅が男性よりも狭く、中間層がかなり多いということを聞いた。だから女性の方が「普通」であることにこだわるし、「普通」ではないことを恥じたり悲観したりする。という話を聞いたので、それゆえなのかもな。

男性が「いかに俺はすごいか」「いかに俺はやばいか」を自慢したがるのは、「普通」から逸脱していることがステータスと思っているかららしい。

実際その研究では、男性の知能指数の振り幅がかなり広い。めちゃくちゃ低い人から、めちゃくちゃ高い人まで広範囲。知能指数が130を超えると、なんか死にたくなるらしく(たぶん社会とのズレからなのか)男性の方が自殺率が高いのも、これが要因ということもあるらしい。


何年か前までは「普通になりたい」ってすごく思ってた。

でも最近は「普通じゃない何者か」になりたくてたまらなくなった。

なんでか知らんけど。

たぶんSNSでちやほやされたいんだろうな。

何者でもない透明な存在として、誰の記憶からも消えてしまうのが怖い。はじめからいなかった存在として扱われるのが怖い。

でも誰かに特別として扱われるということがどんなことか、いまいちよくわかってない。

大切にしてくれる友達がいることはぼんやりわかるけど、果たしてそれがほんとうに大切だと思われているのか。違ってた時の絶望感を考えると猜疑心に苛まれる。

前にも書いたかもしれないけど、他人から与えられるものを受け取る器が割れてるんだと思う。

じゃあその器って、どうやったらちゃんと受け皿になるのよ。

わかんねぇ・・・(ふりだしにもどる)


画像は暑くなってきたので謎の柄のシャツを着始める尾形(季語)


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