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執筆者の写真すけきよ

読了

今、やっと自分の新刊を読み終わった。

届いたの3週間くらい前なんだけど。いや、届いたら確認の意味も含め即読めよって感じなんだけど。そうするべきですたぶん、普通は。

でもさー、推敲だなんだでさんっざん読んでるから、内容も結末も全部知ってるし(あたりまえだ)あんだけ頭空焚きになるくらい持てるもの全てぶち込んだのに、ちゃんと印刷されてなかったらどうしようって怖くて読めなかったんですよ。


んで、少し時間経って、どんなもんだろ、この本って感じで読み始めたのが一昨日。

で、今読み終わった。

すごいおもしろいんだけど。え、誰書いたのこれ。私じゃん!

っていうセルフ突っ込みしてるけど、当然だよ。自分が読みたい話を書いたんだから。自分の好みにドンピシャに決まってるじゃねーか!

でもそれが他の人の趣向に刺さるかどうかは、まったくまったく別問題だからね。

二次創作て「俺の趣向大会」なんだよね。そう考えたら自分の脳内を具現化して、それを誰かに気に入ってもらえるって、すごいことだな。最高に自分を肯定してもらえるコンテンツでは?

変わり者としてずっと生きてきた私には、自分の考えを受け入れてもらえたりすることってあまりなかった。それを「いいね!」って言ってもらえる機会なんだろうな。でもそこでも誰からも共感してもらえなかったら地獄よな。

諸刃の剣だな。

明明後日(日付変わったから明後日か)は、自分の趣向が受け入れられるかどうかの博打みたいなもんだわ。賭場にいく気分だ。本を作ったのも賭けみたいなもんだよ。

確実に買ってくれる人がいるって保証がまったくないもの。Twitterでの同ジャンルの人との交流も絶ってるし。この人なら私の本勝ってくる!とか、これだけ評価されてれば本にしたら何冊は売れる!とか、指標みたいなもん、ぜんっぜんないからね。よくそんなんでイベント出ようと思ったな。まじで。

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