やっと終わらせられた・・・。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10924107
とうらぶ×金カムクロスオーバー完結しました。
正直以前Twitterでネタを小出しにしてて放置していたのですが、このままでは一生書き終えることはできないだろうと、シリーズ化して投稿することで退路を断ちました。
土方歳三が生き延び、日野に送ったはずの和泉守兼定を小樽で取り戻す。という原作のストーリーが、あり得なかった歴史、パラレルワールドとしての可能性として魅力を感じたのがきっかけでした。
まあ、どちらもものすごく好きな作品なので、キャラを絡ませてみたいなあというぼんやりとした気持ちだったんですけどね。うまく噛み合ってたらいいなーと思います。
一応どちらかの作品しか知らない方でも読めるようにはしたんですが、どうなんだろう・・。
自分の中ではもう当たり前に頭に浮かぶキャラクターを、まったく知らない方にも想像できるように描写するのは難しいですね。
加州が初期刀なのは、私が実際にプレイしてるとうらぶがそうであるからですし、審神者のイメージも、原作の設定がないので(活撃ではショタ審神者という設定がありましたが)すき放題作らせてもらいました。
とうらぶはサービス開始初日から初めた、いわば古参審神者なので、私にとって刀剣男士とは戦友というか、本丸は軍隊のようなイメージなんです。審神者という連隊長率いる部隊。そのイメージから、審神者はブラクラのバラライカのような、皆を率いる頼もしさと強さを持った女性。というキャラになりました。
とうらぶは原作の設定がはっきりしていない分、二次創作の自由度が高くて楽しかったです。
出陣の際の移送の仕組みも、原作にはまったくないですからね。個々の想像でいろんな本丸がある。審神者の数だけ本丸が存在する。じゃあ私が思い描く本丸はこうだ!と、好き放題できたからこそ、クロスオーバーというパラレルワールドが成立できたのではないかと思います。
しかし、今回登場人物をかなり絞ってますが、それでもキャラが増えるとそれぞれにスポットを当てたストーリーをつくるのが難しいなあと感じました。
そしていつもの5倍くらい台詞が多い!いつも暗めの話ばっかり書いてるので、賑やかで「おまえらちょっと一旦黙ってくれ!」という、なんかひな壇芸人をまとめる司会者のような気持ちでした。
クロスオーバーするにはあまりにもかけ離れた作品同士だったことは重々承知してますが「どうしてもやりたかった!」をやりきれて満足です。
どちらの作品のファンの方も、そうでない方にも、こんな自己満足極まりない作品を、少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
個人的には、乱と尾形の共闘戦が書いてて楽しかったです。観測手と狙撃手。夜目の効く短刀と相性がいいかもなーしかも乱みたいな男の娘と尾形の組み合わせなんて、想像つかね~なんて思ってたんでね。なんか尾形、ああいうキャラにめっぽう弱そうだし、なんかそれが逆に面白いかなって思いました。
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